SINN
MODEL 103 B.AUTO

ムーブメント
ETA7750 / 自動巻
サイズ
ベゼル外径 41mm / 厚さ15.5mm / 重量 100g
素材
ケース = ステンレススチール(ポリッシュ仕上げ) / ベゼル = アルミニウム / ベルト = カーフ・レザー
風防
強化アクリル・ガラス
防水・耐圧
20Bar
機能
クロノグラフ(秒積算計、30分、12時間積算計)、日付表示、回転ベゼル、ねじ込み式リューズ、ねじ込み式ステンレススチールバック、耐磁・耐ショック構造
時計の選択にも色々あります。それほど拘らなければ、今はクオーツ時計や電波時計などもあり、精度の高い時計を安く購入できる時代です。ではそのような時代に精度以外の条件としての時計の選択とは・・・ブランドに信頼をおいての購入、中のムーブメントを考えての購入、防水性やクロノグラフ機能などの実用性や付加価値、ファッションやステイタスとしての選択など・・・では私の個人的な時計の選択においてのポイントは何かと考えると、色々こだわりはあるのですが、最終的にはデザイン重視ながらも、いかにその時計に共感できるかなのです。SINNの時計にはポリシーが感じられます。どのモデルも視認性に優れること、そしてなんといっても男っぽいデザインに特徴があります。貴金属やダイアモンドを使っての高級感や付加価値の演出とは無縁であり、またシリーズによって、がらりと時計の性格を変えるようなブランドでもありません。用途によってシリーズを変えていますが、共通するポリシーを感じるのです。
用途によって、戦闘で使うとか、ラリーで使うとか、パイロットになって回転計算尺を操作するとか、ましてや宇宙で使うとか非現実的ですが、しかし実際に本来の用途に使わなくても、時計造りの根底に流れる思想に共感してしまうのです。そしてその気分を味わえる時計なのです。一言で言えば「男の時計SINN」 そうです、SINNの作る時計は、男の道具として共感できるのです。
そのSINNのなかでも一番ベーシックなのが103シリーズですが、たくさん種類があります。手巻き、自動巻、プラスチック風防、クリスタル風防、チタン外装、フライバック、UTC、ムーンフェイズなどです。103.B.HD 103.B.AUTO 103.B.SA.AUTO 103.B.AUTO.POL.TY 103.TI.AR 103.TI.AR.SRS 103.TI.AR.UTC 103.B.SA.AUTO.MONDとたくさんありますが、自動巻でプラスチック風防の103.B.AUTOを選択しました。プラスチック風防は傷が付いても研磨できるとか、OVHごとに交換しても安価であるとか、生産中止モデルであっても合う風防は容易に入手できるとか、衝撃を受けてもクリスタル風防みたいに破片が飛び散らないとか言われていますが、大きな衝撃を与えればプラスチックは簡単に割れてしまい、交換しか手だてがないのも事実です。私自身は実用性を考えれば、高硬度で多少手荒く扱っても傷の付きにくいクリスタル風防のほうが、圧倒的に優れていると思っています。しかし、単に実用性で割り切れないのが趣味の世界で、プラスチック風防の持つ微妙なカーブが好きなのです。・・・で、103.B.AUTOですが、スピードマスタープロフェッショナルほどのうんちくもなく、ナビタイマーほどの歴史もなく、より安価ではありますが、横に並べてみても精悍な顔つきで堂々としています。男っぽい機械式クロノグラフが欲しい・・・と思ったときに真っ先に検討に値するモデルがSINN103シリーズだと思います。
前のページへ